Good-by Seventeen

どうなってんだよ

全部錯覚

せっかくノートを持ってガストに来たのに、ペンを忘れてしまった。

のでここに書く。久しぶりに。

こんな落ちてるのいつぶりだろう。そんな久々でもないのかな。終わったら忘れるから。


ここ数日、2週間くらい? もっと前から?
もやもや悶々としている。


全然好きじゃないと言い聞かせながら毎日考えてしまっている。

ただの錯覚なんだろうけど。

手近にちょうどいい人がいないから。ただそんな気分になってるだけ。好きになってみたいだけ。

本当は私は惚れっぽいんだ。だから苦しんでる。



こうやって、指導してくれる立場の人に抱いてしまう好意は、錯覚だ。


人は何か疑問を抱くと、脳に空白ができてそれを埋めようとする。

それが解決され埋められると快感を得るようになっている。アハ体験なんかがそうだろう。

だから、分からないことや、新しいことを教えてくれる人のことは好きになりやすいんだ。

そしてそれは錯覚なんだ。ニセモノ。



それに、私なんかが人を好きになっても良いことが無さすぎる。

だから認めたくないんだ。無理すぎ。


まず、自分が気持ち悪い。

誰かを好きになると、その人が全部になって、その人に好かれようと振る舞う。それが気持ち悪い。

一挙手一投足、見られるためのものになって、発言も行動も見せるためで、気にして欲しくて、気持ち悪い。


私なんかが人を好きになってはいけないという思いが強くある。

太ってるし。太ってるからブスだし。お洒落も苦手。女の子らしく振る舞えない。部屋が片付けられない。ずぼら。声が可愛くない。発言も。汗っかき。アトピー持ち。箸やペンの持ち方が変。食べ方が汚い。

人と付き合うために改善しなきゃいけないことが山ほどある。だから無理なんだ。普通の女の子レベルに達するまでが途方もない。


こんな私が誰かを好きになったところで結果は知れている。傷つくだけだ。だから最初から好きにならないようにしている。


どうしようもないんだ。



でもどうせ、この気持ちだって、しばらくしたら今までと同じように“なかったこと”になるんだろう。


何なんだよ。くそ。