綺麗な氷
実は7月の初めから約1ヶ月間、毎日1つ短歌を作ると決めてコツコツ作っていた。
理由は、自己肯定感の低さと焦りでどうにもならなくなったから。
何か自分の夢のために、ほんの少しでも糧になるようなことをしたら、何かを生み出せたら自分を嫌いにならなくてすむんじゃないかと思った。
継続するということが本当に苦手なので、初めのうちはしんどかったけど、そのうち歯磨きするのと同じように短歌を作れるようになった。
夜遅く帰ったときとか、作るのを忘れてベッドに入り暗くした後でも、深夜朝方でも欠かさず作った。
でもやはり詰めが甘くて、1ヶ月継続まで最後5日を残して作るのをやめてしまったけど、調子の良いときは1日に2つ作ったりしてたから、28首の短歌を作ることができた。
慣れないうちはなかなか難しかったけど、どんどん形式に当てはめていけるようになった。
自分で言うのもなんだけど、なかなか良いんじゃないか?と思えるものも何個かできた。どこかで見たことあるようなものも多くてむかむかするけど、良し悪しに関わらず自分の作った作品を何度も見返してはニヤニヤする。
短歌作るの、楽しい。
作ってみて気づけたことがあって、まず根本的にインプットが圧倒的に足りないということ。
短歌は好きだけど、意識して読むようにはしてなかったのと、短歌に限らず詩歌小説映画あらゆるもののインプットが足りない。
これはアウトプットしないと本当の意味で実感できないから良かった。
あと短歌ならではの表現というか、制限された中での表現というものを理解していないこと。
これなら短歌でなくていい、詩でもいいようなものを作っていたから、短歌だからこそ活きる、短歌じゃなきゃいけないものを作れたら良いなって思った。
今月の忙しさが落ち着いたら、またやってみようかなと思う。