決めた話

心療内科の予約をした。ついに。

ずっと行こうか悩んでいた。

現代人はどんな人でも、あの松岡修造でさえも、心療内科に行けば何かしらの病名がつく、という噂を聞いたことがある。
私のこの不調に何か名前がついて、それでどうするんだ。安心するのか。
病名が分かれば治療ができる。でも薬で治ったそれは本当の私と言えるんだろうか。
調子が持ち直してくると、病院に行くほど大したことないのかもしれないとも思った。
診断を受けとめる自信もなかった。その病名を背負ってこれからどうしていけばいいのか分からなくて怖かった。

何より一番怖かったのは、

“もし何の病気でもないと診断されたら”

ということ。

直しようがなくて、自分の生来のもので、一生このままだとしたら。

考えると怖くて仕方なかった。

世間の理解はまだ充分とは言えないけど、心の病は誰でもなる可能性のある病気。
私の好きなバンドもうつ病を公言している。

好きな人たちと同じなら大丈夫って言い聞かせてもやっぱり怖かった。

でも、行くって決めた。

だってやっぱりおかしいんだよ。
ネガティブ思考は物心ついたときからだけど、前までは、少なくとも去年の春までは、人と会うのにこんなにエネルギー使わなかったし、避けたりもしなかった。
ダルくて全く動けないなんてこと、それまでそんなになかったし、前まで好きだったもの、楽しかったことがぼんやりしてよくわからなくなった。常に考え事でいっぱいで、他のことが頭に入ってこない。
寝つきの悪さ、睡眠の質も不眠症と言って良いくらいに悪化した。
マイナスな感情に敏感になって、そういうニュースや、コンテンツ類のフィクションさえも耐えられなくて避けることが増えた。
気持ちが極度に追いつめられると、喉がぎゅっと苦しくなるあの感じも、ここ一年で出始めた症状だ。
もうすっかり慣れて何の心配もいらないはずのバイトに向かうときも、たまによくわからない不安感に襲われて動悸がする時がある。

何より、普通の人は、こんなに頻繁に「しにたい」って考えたりしない。
(私のしにたいは本当の死にたいじゃなくて、逃げ出したい、消えてしまいたいの意)

おかしいんだよ。気のせいなんかじゃない。これは、ちゃんと病気だよ。

だから、病院に行って、ちゃんと治療して、“本当の私”に戻るんだ。

もしも病気じゃなかったとしても、そうはっきりとわかったのなら、“そういう自分”としてどう付き合っていくかを考える。

その覚悟がやっとできた。

だってさ、私はあと60年以上生きるのに、ずっとこうやって地べたのたうち回って生きていくの嫌なんだよ。

ちゃんと自分の望むように生きたい。自分の人生を生きていきたい。こんなことに振り回されたくないんだ。

ほんとは、人生1回じゃ足りないくらいに、やりたいこと沢山あるんだ。
あっという間なのに、これ以上時間を無駄にしたくない。

ある言葉が、光景が、そう思わせてくれた。

もっと楽しく生きるんだ。

人生はグロい

この前は説明会兼一次選考があった。
目が覚めたらアラームが鳴ってるスマホが床に落ちていて、あと10分で家を出ればギリギリ間に合う時間だった。寝坊。

山手線逆回りに乗っちゃったり、駅から目的地でガチダッシュするも受付を間違え結局3分ほど遅刻。何やってんだ～。

こんな風にいつも遅刻ギリギリだし、何も期限守れなくて自分が怖くなってきた。 めっちゃ行きたいなって思ってた企業のES提出期限過ぎちゃったときはマジで辛かった。今も引きずってる。

説明会の間も、色々考えては辛くなってｳﾜｧ～～しにて～～ってなってた。
いつも説明会とか、ES書いてる時とか「私はほんとはここに行きたくないな」「ほんとはもっと頑張れたんじゃないか」「このまま就職していいのか」「これでいいのか」等々の後悔やら不安やらに襲われてしんどくなる。
私はいったい何してるんだろうって。私が思い描いてた将来と、どんどん違う方に向かっていく気がして怖くてたまらない。
選んだ道を正しくしていくのは自分だってわかってるけど。

しにてーって思うのは辛いから、この前のインストアのことを必死に思い出してた。ソロチェキ撮ってもらった時「これ何に使うんですか？」って聞かれて、たまに見て元気出しますって言ったの。今まさにそうだよ。元気もらってる。

就活辛いのは知ってたけど、私が想像してた辛さとちょっと違う。

未來がどんどん決まっていく。それが正しいのかもわからない。自分の能力不足を思い知らされて、それが取り返しのつかないようなものに思える。相談できる人なんていない。全部自分で決めなきゃいけないんだ。
うげーはきそう。

大学の同期は就活のストレスで2回吐いて8回熱出したそうだ。私には無理。そんなことできない。吐くほど辛いことをしてるって思ってさらに辛くなってしまう。

もうやめよう。もっとあるけど気分悪くなってきた。

ゴーヤチャンプルー無限に食べれる

自分が嫌いすぎて誰とも会いたくないし話したくないしSNSでも発言したくない、なんてことあるよねーーー！

昨日は朝5時に寝て16時に起きて、しんちゃんの映画を見ながらご飯食べて、情緒がバグって寝たり寝なかったりぐずぐずだらだらしてたら23時になり、スーパーで買い物して食べたいものを食い散らかし、配信見ながらESちょこっと書いたり皿洗いして4時。
すべてがバグってる。バグ日。
こういう過ごし方するから自己肯定感が低くなるんだよ。
何もやらないと何も出来ないと錯覚するからな。

まあ皿洗いしたのは偉い。
本来の予定の10分の1くらいのタスク消化だけど。

普通に寝て普通に起きて普通に活動したい。
自律神経のバグ。
よくないことばかり考える。そんな自分が情けなくなる。ループ。もうずっと自分が嫌い。

なんかいいこと起こって欲しい。わたしがお金と時間をかけて用意したいいことではなくて、不意に起こって欲しい。褒美。特に褒められるようなことしたわけじゃないけど。いや生活が疲れるからさ、日々を過ごしてるだけで偉いんだわ。

何故かバイトしたくて仕方ない。ESにバイトの仕事内容書いてたら、わたしこんな沢山の業務こなしてたのかってびっくりした。今日夕方から出勤。一昨日はヘルプだったから尚更恋しい。

シャワー浴びて寝るか。

ほんとに嫌い

自尊心を少しずつ取り戻せてる気がする。ほんの少しずつ。

前回からけっこう開いてしまった。ここ1ヶ月くらい気持ちが安定してて、ちょこちょこへこんだり虚無になったりしてたけど、ズドーンと落ちることはなかった。部屋で全く動けなくなる、なんてこともなかったからやっぱり冬のせいなんじゃないか。

最近寒暖差がひどくて疲れることはあるけど、基本的に気温が高くて良い感じだ。今日もいわゆる夏日だし。ビバ夏。ありがとう。まだ少し早いけど。
季節の中で一番夏が好き。日が長いしなんか明るくてキラキラしてるから。夕方とか夜の独特の空気が好き。楽しい思い出も多いしね。

また昼夜が逆転ぎみになってしまってる。ここ2週間くらい日が出てからじゃないと寝られない。良くないね。戻したい。

気持ちが安定してるのは、私の大好きなバンドが頑張ってくれてるのが大きい。 結局ライブ普通に行っちゃってるけど、たぶん我慢して行かなかったら頑張るどころじゃなかったかも。
ライブを観るとあんな風になりたい、私も頑張りたい、あの人たちに恥じないような自分で居たいって思えるのよ。

来週のインストアイベントのこと考えるとなんでも乗り越えられそうな気がする。

そうそう、自尊心を少しずつ取り戻せてる理由。
これはほんと些細で単純なことなんだけど、まず授業で提出したエントリーシートが添削されて返ってきたんだ。もちろん直しは入ってるけど、自己PRとか褒めてもらえて「あれ、わたし案外書けるんじゃない？ いけそうじゃない？」って思えたんだよね。

あともう1つ、就職エージェントとのカウンセリングで、学生時代に頑張ったことでバイトについて話したら「その経験はけっこう仕事に活かせるかも！」って言ってもらえたこと。話すうちに自分がどんなことを頑張ったのか、どういう時にやりがいを感じたのか再確認できて「わたし意外と働けるんじゃない？」って自信出てきたんだよね。

やっぱり人から褒められるのが自尊心を取り戻す手っ取り早い方法なんだな。

去年わたしは心のバランスを崩してしまって、前までできてたことが難しくなった。些細なことでも激しく動揺するし傷ついたりするようになってしまった。もうきっと前の自分に完全に元通りってことにはならないんだろう。

でも、最近のわたしは、そんなに駄目じゃないかもしれない。
自分で出来ないって思い込んで、また前みたいに傷つくのが怖くて、逃げていたけど。
自分を信じてあげられてたら、もっと出来たこともあったんじゃないかな。

就活だって、けっこう色んな業界見るの面白いし、社会のしくみをしれて楽しい。 わたしが他になんの心配もなく生活できてたら、ちゃんと積極的に頑張れたと思う。

まあ、ぜーーんぶたらればだけどねーーー！！！！

テレビで釈迦釈迦チキンの「言え」が流れて、もう苦しくて仕方なかった。自分を許さずに、醜さから逃げずに、ただまっすぐ突き刺さってくる。

私は一体何なんだろう。何をしてるんだろう。逃げて、甘えて、「無理だ」って言い聞かせて。
恥ずかしい。消えたい。「消えたい」って思うのも逃げてるのに変わりない。

もっと、ちゃんと苦しんで、ちゃんと生きたい。

ダサい文

この前バイトに出勤するときに、モヤモヤすることがあって、思わず同僚の子に愚痴ってしまった。

出勤の引き継ぎの時に副店長に「◯◯さん就活はどうなの？頑張ってる？ AさんやBさんはやってるようだけど◯◯さんはどうなんだろうねって店長と話してたんだよ。内定でた人もいるみたいだし…まあ焦らず、のんびりしすぎず頑張ってね」って言われて！

いや、それ引き継ぎの時に言う必要ある！？って思って。だって新しく入った女の子とかもその場にいたのに。
私はいつものようにヘラヘラして
「なんでそんなこと言うんですか？笑」「まあどうなんですかね～、そうですね～頑張ります笑」
って答えたけど心臓ばくばくしてた。そしてじわじわ腹が立ってきた。

副店長はいつも褒めてくれるし優しいし好きなんだけど、心配してのことだって分かってるけど、でも引き継ぎの時に言うのはないだろって思った。

私のバイト先は、わたし以外に3人就活生がいる。
1人内定でたのは本人から聞いてて、あとの2人はまだだけどスーツ姿でバイト先に来たり、面接が大変だとかもらしてたりした。

私はバイト先でまで就活の話をするのが嫌だったし、なんか個人的に“頑張ってるアピール”みたいで嫌だから(2人に対しては別に思わないけど)、そういう話はしないし、2人が話してるのを「大変ですねぇ笑」って他人事みたいにしてふざけて聞いてた。
休憩室で副店長に「今日は何も(面接とか説明会とか)なかったの？」「就活どう？」って聞かれたときも「何にもないですね～」「あー頑張んなきゃいけないんですけどね笑」ってヘラヘラしてた。これじゃ心配されるのも当然だけど。

私はいつも、しんどいこと大変なこと我慢してることを、周りに悟られたくないのでヘラヘラするようにしてるけど、裏目に出たことしかないな。
それでもやめないけど。
だってなんかずるいじゃん。
私はこれだけ頑張ってます！我慢してます！だから出来なくても許して！って、甘えだって思っちゃう。
努力したらOKなんて思えないよ。

でもこのせいで信頼してる人、憧れてる人にいい加減な奴だと思われるのがいっちゃん辛い。そう振る舞ってるのは自分だけど。
言わないだけで見せないようにしてるだけでほんとはそんなこともないのよ。

就活苦労話をしようがしまいが内定取れたら取れるし取れなきゃ取れないんだし。要はそういう話をするのは自分はちゃんとやってるって安心したいだけ。確かに私は周りに比べたらのんびり就活してるかもだけど、闇雲に説明会いっぱい行けば取れるとかじゃないし、そもそもそれぞれ目指すところは違うのになんで比べられなきゃいけないの。

「就活大丈夫なの？」って質問にはいったい何の意味があるんだろうな。そんなん私が一番知りたいわ。私は大丈夫なの？
「はい！順調です！」って答えられる人はそもそも就活なんて必要ないし、たとえ大丈夫じゃないって言ったって別に助けてくれる訳じゃないのになんなんだ黙っててくれよ。
心配してくれてるのはわかるけどそれならサポートしてとは言わないからせめて負担をかけるようなことしないで欲しい。
あー私がちゃんと順調に出来てたらこんなこと思わないのに。出来ないこと愚痴っててダセェな。

で、その引き継ぎの時の出来事を、締め作業をしながら同僚に半分冗談混じりで笑いながら愚痴ったら、うんうんって聞いてくれて、「うわ～それはないですね」ってすごく共感してくれて嬉しかったし、イライラがだいぶ落ち着いた。
帰りに別れ際「あまり気に病まずに頑張ってください」って言ってくれて、なんて思いやりのある子なんだ！って思った。前まであまりシフト被らなくて、最近普通に喋れるようになった子だからなおさら嬉しかった。

こうやって普通に、嫌なこととかムカついたことをすぐに誰かに打ち明けられれば、自分のなかでドロドロ引きずっちゃうこともないんだな。当たり前のことだけど知らなかった。

私は、絶対に自分のペースで就活をするって決めてたし、焦って切羽詰まっても心を病むだけだから、周りは気にせずに自分なりに頑張るんだ。

いつかぜんぶ本当にするんだ。

記憶のタグ付け

あるバンドがテレビに出ているのを見て、私は中学の同級生を思い出した。どうしてるかな。

私はそのバンドの曲を全く聴いたことがない。ベースボーカルなのもそのテレビを見て初めて知った。

思い出した中学の同級生も全然友達じゃなかった。よく話すグループにたまにいるくらい。グループ内で言葉を交わすことはあったけど、2人で話したりとか、ましてや遊びにいくなんてこともなかった。

その子はそのスーツの4人組バンドが好きで、共通の仲良しの友達は「◯◯は顔ファンだから笑」ってからかってた。
私は「そうか、◯◯は顔ファンなのか」とそのまま飲み込んでそれだけだった。

全然仲良くなかったし、その子に関する情報はその好きなバンドだけ。どこの高校に進んだかも曖昧だし、大学に行ったかどうかすら知らない。

それでもテレビを見て、全然好きじゃないバンドを見かけて、その子を思い出した。

それで、私も好きなものを沢山話しておけば、会えなくなっても私のことをふと思い出してくれたりするんじゃないかって閃いた。
たとえ私のこと全然好きじゃなかったとしても。

夏が来る度に、

マカダミアチョコを買う度に、

エビチリを食べる度に、

書店であの本を見かける度に、

あの曲を耳にする度に、

私のこと思い出してね。

来世会えたらプロポーズしよ

さっき起きた。昼近くなのに夜の気分を引きずっている。カーテン開ければいいんだけど。セロトニンが足りない。

夢を見た。最近またよく見るようになってる。夢を見ると疲れるから消えたくなる。中学の同級生みんなでどこかに合宿してる夢。顔と名前がハッキリ思い出せるくらいちゃんとした夢だった。その頃好きだった人とも喋った。当時はこんな風に喋れなかったな。学級委員のあの子が「次はお天気コーナーに集まってください」って呼びかけて目が覚めた。お天気コーナーって場所なのか。

またちょっと辛くなってきてる。忙しさに紛れて平気になってきたと思ったのにそんなことなかった。ちょっと頑張っただけですぐ息切れしちゃうし。忙しくなくなっちゃった。普通じゃないんだってこと、忘れてた。目を背けて頑張っても結局だめなんだ。根本的に解決してないから。普通になりたい。普通に頑張って普通に結果がでて普通に自己肯定感を得たい。みんなが標準装備してる“人としての自信”がない。これはちょっと前から感じていることなんだけど、自分から周りに向けて何かを提案したり、自分の作ったもの、絵でも何でも、を披露できる人を見ると「ああ、この人は自分の行動をずっと肯定されて、周りから愛されて育ったんだな」って思う。皮肉でも何でもない。純粋にそう思う。私が周りから愛されなかったという訳ではない。ただ自分が周りから否定されること、批判されることを微塵も恐れない、疑わないのが単純に羨ましい。

気持ち悪い考えは消えない。ただの勘違いなのに。