Good-by Seventeen

どうなってんだよ

なくしたもの

本当に久しぶりにブログを書く。
色々それどころじゃなかったんだ。別に解決してないから「なかった」ではないけど。


今は夜中の2時半で、森見登美彦ペンギン・ハイウェイを読み終わったところ。


近頃将来のことを考えては涙がでる毎日。就活ね、どうにもならないね。もうやりたくないな。

今さらだけど、小説家漫画家バンドマン様々なアーティストや表現者、自分の一芸で身を立ててる人は本当に凄いんだな。想像すると怖くてたまらない。
その道に飛び込む決意をした時、どんな気持ちだったんだろう。

世の中の「ちゃんとしてる人」っていうのは安定した職について平凡に働く人のこと。世間の大半を占めている人。それが当たり前で、表現や芸術で生きていくのは“普通”じゃない、危ないこと。


私はどうするの?

普通に生きるの?

ワクワクするようなドラマチックなことは他人事で、私の人生には本当に起こり得ないんだろうか。

こうやってぐちゃぐちゃのたうち回りながら、叶わないことを愚痴るだけで生涯を終えるのかな。



もうなにもわからない。就活がうまくいかないから逃げてるだけかな。就職したら夢が叶わないって訳でもないし、全部わたし次第。

何が正しいか、どうすればいいのか全然わかんない。
無限に選択肢があるんだけど、ほとんどの人はそれを見ない。望まないから。

本当に就職していいのか、という疑問はずっとあるけど、続けるかどうかは別として、1度は社会人として働くということを経験してみたい。だから就職したい。できない。
内定がでないということは社会で働けないということかしらん? そんなにわたし、おかしいかな。

たしかに来年から社会で働いている姿が想像できない。急すぎる。私は一体何歳のつもりなんだろう。もう22になるんだぞ。


わかんないことばっかで、不安で、思い切り遊ぶこともできないし、学生最後の夏、もっと自由に過ごしたかったな。


気づかなかっただけで、もうとっくに最後の夏は終わってたのかな。





楽しく生きるという概念をすっかり忘れていて、ハッと気づかされては泣きそうになる。


失くしたものとか、それどころじゃなくてつかまえられず、過ぎ去ってしまったもののことばかり考えてしまうよ。